ベースボールと野球はルールの違いも

ルール

ベースボールも野球も同じスポーツであるため、基本的なルールというのはどちらも変わりありません。しかし、細かいところで微妙な違いがあるのでその特徴を踏まえて観戦をすれば、更に楽しく観ることができます。日米で大きな違いがある部分としては、ストライクゾーンがありアメリカでは外側と低めに甘く内側と高めに厳しい傾向にあります。

それに対して日本では内側と高めに甘く外側と低めに厳しい傾向にあり、日米の大きな特徴の違いとなっています。ルール上はもちろん日米ともに変わらないはずですが、実際の運用面ではこのような形になっています。次にボークに関しても違いがあり、ベースボールは力と力の勝負を重視しているだけに細かい部分でのボークはあまり宣言されることはありません。一方の野球では、技の勝負という側面が有るので怪しい動きはボークにされてしまう傾向が多く厳しいものとなっています。

最後にベースボールと野球ではっきりルールが異なってくる点としては、延長戦があります。日本のプロ野球では延長戦に限りがあり、基本的に12回まで行われ勝負がつかなければ引き分けとなります。アメリカのベースボールは勝敗をしっかりつけるので、延長無制限で続行されあまりに長引いた場合には試合が中断され後日同じ状況から試合が再開されます。