ベースボールと野球のユニフォーム
野球をしている人や、観戦が好きな人はよく分かるかもしれませんが、選手にとってユニフォームをかっこよく着こなすことは意外にも大切なことです。そしてそのユニフォームの着こなしの特徴としては、日本の野球とアメリカのベースボールではさまざまな違いがあることがわかります。まず日本の野球では、きっちりと着こなすことが当たり前とされています。ボタンをあけて着用したり、自由に着こなすことはほとんど見られず、また強要されにくい雰囲気があります。
反対にアメリカのベースボールではき崩して着用する人が多く見られます。第一ボタンや第二ボタンをあけてラフに着用している選手も見られます。これはいつもこの着こなしであるため、たまたまボタンがあいてしまったというわけではなく、意識してやっているようです。
またボタンだけではなく独特の着崩しをしている選手も見られます。ある選手はいつも膝の上までズボンをまくって、ハーフパンツをはいているかのような着こなしをしています。そして常に帽子を斜めにかぶっている選手もいます。
日本の野球は細かく、アメリカのベースボールはおおざっぱというイメージをもっている人も多いかと思いますが、プレーだけではなく、着こなし方にも国民性の違いが感じられるといえるでしょう。